学部・大学院
学部教育方針・ポリシー
リハビリテーション医療は、心身に障害のある人に対し最大限、基本的動作能力や社会適応能力の回復を図り、積極的な自立を促す事です。
そのための専門家養成を目指すリハビリテーション学部には理学療法学専攻と作業療法学専攻が設置されています。
アドミッションポリシー
リハビリテーション学部は、保健・医療・福祉の心とそれらの基本を学び、思いやりの心、信頼される専門能力を有する理学療法士、作業療法士を育成します。そのために、リハビリテーション学部では次のような学生を求めます。
高い目的意識のある人
強い意志のある人
実践力のある人
探求心のある人
人間性豊かな人
カリキュラムポリシー
人間にやさしく社会性豊かな資質を備えた人材の育成のために、教養課程で文化教養ゼミを設け、医療現場や社会問題をテーマにした少人数制体験型授業を通して、多角的な視点から問題を探求し、解決策を模索する姿勢、倫理観・責任感を育成する。また、ネイティブ英語教師による少人数制英語授業を実施し、異文化に対する興味・理解を深め、国際人としてのコミュニケーション能力を養う。
心身の障害を科学的に分析し、学問として探求できる資質の育成のために基礎専門教育科目を通して、必要な基礎知識を修得し、演習および実習によるグループディスカッションおよびプレゼンテーションを介して医学に関する深い関心と主体的な学習態度を養い、問題の本質を見抜く洞察力と判断力を育成する。
障害構造の重要性を認識し、日常生活活動(Activity of Daily Living:ADL)および生活環境に注目して、生活の質(Quality of Life)に結びつける思考過程を重視する。
また、地域包括ケアシステムを見据えたカリキュラムを構築することで、実生活をサポートしていくための専門技術を修得する。加えて、研究法を通じて障害に対する科学的思考能力も育成する。専門教育では理学療法および作業療法における心身の障害に焦点をあてた講義および演習・実習を通してリハビリテーションチームの一員としての医療・保健・福祉領域で求められる実践能力を育成する。また、各科目内に随時発表会を設け、柔軟で独創性のある理学療法・作業療法プログラム作成能力や医療人としてのコミュニケーション能力を育成する。
これらを通した勉学の集大成が学外実習と卒業研究であり、大学で身につけた知識、専門技術、研究方法、科学的思考等を活用し、成果を結実できるよう丁寧な個別指導を行い、成果の発表とフィードバックを行う。
ディプロマポリシー
星城大学では、豊かな人間性、確かな知識・技術を背景とした実践力と研究的・教育的資質を兼ね備えた指導的役割を果たす専門家の育成を行います。そのために卒業までに修得すべきこととして、以下に挙げることが求められ、所定の単位を修めた学生は、卒業が認定(学位授与)されます。
豊かな人間性をもって、保健・医療・福祉領域における多様な要請に
柔軟・適切に対応できる基本的能力を持つ。リハビリテーションチームの一員として、理学療法あるいは作業療法の
専門知識と高い技術水準を持ち、職責を果たす。保健・医療・福祉の各領域における事象から問題点を抽出し、調査・研究に取り組み、
その成果を適切にプレゼンテーションでき、応用できる能力を持つ。